西大寺
西大寺ー古都奈良の至宝に出逢う、心安らぐ聖域
2023年6月17日(土)に大和十三仏参りのために参拝しました。
この日は、西大寺~矢田寺(金剛山寺)~玉蔵院(信貴山)の3カ所を回りました。
まず一カ所目、西大寺。
奈良市の近鉄大和西大寺駅の南側にあります。(安倍元首相が銃撃されたことで有名になった駅です。)
北側に「ならファミリー」というショッピングセンターがあり、そこの立体駐車場に車を停めて、徒歩で西大寺へ。
大和西大寺駅を越え、5分ほど歩くと、東門が見えてきました。
境内に入り、少し歩くと左側に亀と蛇の壁画があり、右側には「四天金堂 四王院」が。
四天金堂の中に入ると、拝観受付があり、寺内のすべてのお堂を拝観できる券(多分800円)をいただきました。
十一面観世音菩薩像が、何と言っても素晴らしいお姿で、感動です。しばらく見つめてしまいました。
次は順路に従って御本堂へ。途中には紫陽花が美しく咲いていました。
御本堂の前には東塔の跡(焼失)があります。
最後は、愛染堂へ。愛染堂の奥にある蓮苑も見学させていただくことができました。
蓮の時期には少し早いようでしたが、美しい仏像や池を拝見することができました。
愛染堂の中には、なぜかフォトスポットが・・・
火災を何度も乗り越えながらも、歴史を紡いできた由緒あるお寺で、心が洗われます。
西大寺とは
奈良市にある西大寺は、奈良時代の天平宝字8年(764年)に称徳天皇の発願により創建されました。その後平安時代に再三の災害に遭いますが、鎌倉時代に復興され、真言律宗の根本道場として伽藍を整備されました。
室町時代の兵火などによって、多くの堂塔を失いながらも、現在は真言律宗総本山として、寺宝や宗教的行事によりその寺格と由緒をしのぶことができます。
本堂には、本尊の釈迦如来立像(鎌倉時代・重要文化財)、文殊菩薩騎獅像及び四侍者像(鎌倉時代・重要文化財)、弥勒菩薩坐像(鎌倉時代)が納められており、また、愛染堂には、愛染明王坐像(鎌倉時代・重要文化財)が納められています。
また、四王堂は、再三焼失しながらも、創建期の由緒を伝える唯一の堂で、本尊の十一面観音立像(鎌倉時代・重要文化財)、四天王立像及び邪鬼(重要文化財)が納められています。
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西大寺へのアクセス
大和西大寺駅の南側、徒歩約5分のところにあります。
車で行くなら近くのコインパーキング(駅前なので少しお高め)か、北側のショッピングセンター「ならファミリー」に駐車することをおススメします。
ちなみに、ならファミリーは、2時間以内は駐車料金無料です(2023年6月現在)。
ならファミリーに駐車された場合は、ぜひ、お買い物も楽しんでくださいね!
↓ Googleマップはこちら
https://goo.gl/maps/njG1EXJVAKYurLG48
↓ ならファミリーはこちら
https://goo.gl/maps/7FVWv9r28w7zdKDs6
おまけ
2カ所目の矢田寺に向かう途中、イオンタウン富雄南にある、「ピノキオ」でランチ。
日替わりのポークカツ定食と、ホットのカフェオレをいただきました。
美味しい!
オムライスもおすすめだそうですよ。
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