週末プチ旅行のススメ

日常をがんばる人たちのお休みの日のリフレッシュに、気軽にサクッと楽しめるプチ旅行をご紹介しています。半日モデルコース、一日モデルコース、宿泊旅行などを順次UPしていきますので、参考にしてくださいね!

比叡山~秋の比叡山を巡る2日モデルコース~

2023年11月下旬の行楽シーズン。秋の比叡山に日帰りプチ旅行(×2日)。

本来は、1日だけのつもりでしたが、どうしても他のエリアも巡ってみたくなり、後日再度訪問。2日間のお出かけになりました。

少し肌寒い11月の比叡山を、絶景と紅葉を楽しみながらの散策。そして、由緒ある寺社仏閣へのご参拝。

途中で立ち寄った、創業300年を誇る老舗のお蕎麦屋さんや、お寺の中にある素敵なカフェも紹介しています。

仕事や日々の生活をがんばる皆さまの、オフの日のプチ旅行の参考になれば、幸いです。

まず、ご紹介したいのは、比叡山には、3つのエリアがあります。

1つ目は、八瀬・山頂エリア。比叡山のこの辺です(写真参照)。

今回、八瀬方面へは行きませんでした。

2つ目は、延暦寺エリア。言わずと知れた有名なお寺ですね。比叡山のこの辺です(写真参照)。

このエリアの中にも、東塔地域、西塔地域、横川地域の、3つの地域があります。

3つ目は、坂本・びわ湖エリア。比叡山のこの辺です(写真参照)。

3つのエリアを1日で回るのはほぼ不可能です。ぜひ、2~3日かけて、ゆっくりと巡ってくださいね。

モデルコース(1日目)

山頂エリア~延暦寺エリア~横川エリア~坂本・びわ湖エリアの一部

【山頂エリア】
10:30 奥比叡ドライブウェイ
10:50 比叡山山頂
延暦寺エリア】
11:10 比叡山延暦寺 東塔地域
13:00 比叡山延暦寺 西塔地域
13:35 比叡山峰道レストラン&展望台
13:50 比叡山延暦寺 横川地域
【坂本・びわ湖エリア】
15:15 西教寺
16:05 日吉大社

奥比叡ドライブウェイ~山頂

大阪方面から、車で比叡山を目指します。比叡山延暦寺で一番有名な「根本中堂」をナビに入れて走っていくと、奥比叡ドライブウェイに入ります。

通行料は約2,500円かかりますが、途中で立ち寄る駐車場は、すべて無料になっています。

山道をぐんぐん上がると、眼下にびわ湖が広がるとっても美しい景色が・・・。
レストハウスがあったので、駐車して景色を楽しむことができました。

さらに上がっていくと、山頂に到着。ここにも駐車場があります。
風が強く、11月でもかなり肌寒かったです。
ここから見下ろす景色もとっても素晴らしい。

↓ Googleマップはこちら

https://maps.app.goo.gl/TpjnRF4DKHX7AKZm9

比叡山延暦寺 東塔地域

東塔駐車場(延暦寺バスセンター)に車を停めます。

「東塔・西塔・横川共通券(1,000円)」を購入し、境内へ。
かなり広いので、案内図をいただいて、それを頼りに参拝することをおススメします。
私はこの「比叡山延暦寺 御朱印所案内図」をいただき、これがとても役に立ちました。
御朱印所を目指して参拝することで、かなり効率よく回ることができましたので、私がたどったルートもお伝えしたいと思います。

境内には、ところどころに「一隅を照らそう」の文字が見られます。
これは、天台宗の開祖である最澄の、「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という精神からできた言葉だそうです。
一隅(いちぐう)とは、今自分がいる、その場所のこと。自分の置かれているその場所や立場で、ベストを尽くしてしっかり取り組むことで、その場を照らす、そしてその光で周りも照らす、というような意味があり、この世のすべての人々が、幸せに暮らせますようにとの祈りが込められているそうです。深い・・・・。

阿弥陀堂・東塔

東塔駐車場から歩いてくると、左側に総本堂である根本中堂や大講堂があるのですが、まずは、そこを通り過ぎ、右側の道へ入ります。

かなりキツイ坂道と階段ですが、そんなに長くは続きませんので、大丈夫です。

登り切った先には、阿弥陀堂があります。その名のとおり、阿弥陀如来様が祀られています。

そして、その左側には、東塔が。ここには大日如来様がいらっしゃいました。

阿弥陀堂の右側の建物が御朱印所で、2種類の御朱印がいただけます。

阿弥陀堂阿弥陀如来)の御朱印は右。東塔(大日如来)の御朱印は左です。

大講堂

阿弥陀堂・東塔から登ってきた道を下り、大講堂へ。
ここは、かなり人が多いです。

中に入り、参拝させていただくことができます。

ここでは、大講堂(大日如来)の御朱印がいただけます。

正覚院・延暦寺会館

次に、正覚院(厄除不動尊)と延暦寺会館を目指します。
延暦寺会館の入り口に厄除不動尊があり、小さいですが立派な不動明王様が祀られていました。

こちらが延暦寺会館。可愛い小僧のキャラクターが出迎えてくれます。

延暦寺会館内には「喫茶れいほう」という素敵なカフェがあり、梵字ラテをいただけます。
自分の干支にちなんだ守り本尊の梵字をラテアートにしていただき、美しい景色を眺めながら至福のひとときを過ごすことができました。

いただいた抹茶ラテとカフェラテ。

素敵な店内と、窓から見える美しい景色。

ここ、延暦寺会館のフロントで、正覚院(不動明王)の御朱印がいただけます。

文殊楼・星峯稲荷・根本中堂

来た道を戻りながら、文殊楼と星峯稲荷へ。なかなかの坂道と階段です。

これが文殊楼。

そして文殊楼の階段を降りると、目の前が総本堂である根本中堂。

大改修の最中ですが、中に入れます。

御本堂の奥に入ると、空気が一変。心がブルっと震えるような感覚がありました。
ゆらぎのない「不滅の法灯」の灯りと、ご仏像の尊さ、何と表現したらよいか・・・。
霊験あらたか、神聖、パワーを感じる、そんな表現しかできません。
行った人にしか分からない感覚ですね。

根本中堂の向かいにある建物が御朱印所です。
こちらでは、根本中堂(薬師如来)と、星峯稲荷(稲荷大明神)の2種類の御朱印がいただけます。

根本中堂(薬師如来)の御朱印は左。星峯稲荷(稲荷大明神)の御朱印は右です。

萬拝堂・大黒堂

次に、萬拝堂と大黒堂へ。

萬拝堂には、金色に輝く千手観音様がいらっしゃいました。

大黒堂は、その名のとおり大黒天様が祀られています。

大黒堂の隣に御朱印所があり、大黒堂(三面大黒天)、萬拝堂(千手観音)、文殊楼(文殊菩薩)の3種類の御朱印がいただけます。

大黒堂(三面大黒天)の御朱印は左、萬拝堂(千手観音)の御朱印は真ん中、文殊楼(文殊菩薩)の御朱印は右です。

↓ Googleマップはこちら(延暦寺東塔地域 駐車場)

https://maps.app.goo.gl/UtMSUePmgx1PThwcA

比叡山延暦寺 西塔地域

奥比叡ドライブウェイを走り、西塔地域を目指します。
西塔駐車場に車を停めます。

箕淵弁財天

西塔駐車場から境内に入ると、左側に箕淵弁財天があります。
境内が美しく紅葉していました。

弁慶にない堂・釈迦堂

左の道を行き、釈迦堂を目指します。

途中にあるのが「弁慶にない堂」。法華堂と常行堂が廊下でつながっており、この2つのお堂を弁慶が持ち上げたとか。

そして、その奥にあるのが釈迦堂。少し山深い所にあります。

お釈迦様の石像もありました。

こちらでは、箕淵弁天堂(弁財天)、釈迦堂(釈迦如来)、浄土院(阿弥陀如来)の3種類の御朱印がいただけます。西塔地域で御朱印がいただける場所はここだけです。

箕淵弁天堂の御朱印は左、釈迦堂(釈迦如来)の御朱印は真ん中、浄土院(阿弥陀如来)の御朱印は右です。

浄土院

来た道を戻り、浄土院を目指します。こちらは、かなり距離がありますが、道は比較的平坦です。

これが浄土院。庭園が美しい。

↓ Googleマップはこちら(延暦寺西塔 駐車場)

https://maps.app.goo.gl/pn8V1ipL9GgHam3TA

比叡山峰道レストラン&展望台

西塔地域から横川地域を目指します。
また奥比叡ドライブウェイに戻り、走っていくと、途中に「峰道レストラン&展望台」があります。

駐車場には石像が。

展望台からはこんな美しい景色も広がっていました。

レストランでは、特撰御膳や地鶏の親子丼などがあり、かなりの人で賑わっていました。
私たちは、時間の関係でお昼ご飯をあきらめて、先に進むことを選択。
親子丼、食べたかったな・・・。

↓ Googleマップはこちら

https://maps.app.goo.gl/MaYPMdUsUwYnZRRo9

比叡山延暦寺 横川地域

奥比叡ドライブウェイをさらに進み、横川駐車場へ。
この駐車場では、屋台がでており、草餅や赤こんにゃくの田楽などをいただくことができます。

お昼ご飯をあきらめたので、草餅も、赤こんにゃくの田楽も、両方食べちゃいました。
あったかくて美味しい!

横川駐車場から横川中堂に歩いていくと、左側に龍が池弁天があります。

横川中堂・恵心堂

まずは、横川中堂へ。中に入って参拝することができます。
観音様も見られますよ。

こちらでは、横川中堂(聖観音)、恵心堂(阿弥陀如来)の2種類の御朱印がいただけます。

横川中堂(聖観音)の御朱印は左、恵心堂(阿弥陀如来)の御朱印は右です。

横川中堂を過ぎて、右側の道を選択し、恵心堂へ向かいます。平坦ですが、遠いです。

こちらが恵心堂。中は拝見できませんでした。

四季講堂(元三大師堂)・箸塚弁財天

そして、また遠い道を戻り、横川中堂の反対側にある四季講堂(元三大師堂)と箸塚弁済店へ。

おみくじ発祥の地の石碑があります。なんかすごいぞ。

四季講堂(元三大師堂)へご参拝。こちらもお庭がとっても美しくて素敵でした。
中にあるご仏像も素晴らしく、遠いですが是非行っていただきたいです。

こちらでは、四季講堂(元三大師)、箸塚弁財天(弁財天)の2種類の御朱印がいただけます。

四季講堂(元三大師)の御朱印は左、箸塚弁財天(弁財天)の御朱印は右です。

おみくじもこちらにありますが、事前予約でしかいただけないとのこと。さすが、おみくじ発祥の地ですね。

四季講堂を出ると、正面に鳥居が見えます。それが箸塚弁財天で、弁財天さまが祀られています。

↓ Googleマップはこちら(比叡山横川地域 駐車場)

https://maps.app.goo.gl/BTKSsPuafZuP38T86

西教寺

日も暮れてきたので、急いで比叡山山麓(坂本エリア)を目指します。
横川地域を出発し、奥比叡ドライブウェイを出て、約40分で西教寺に到着。

駐車場はそこそこ広く、無料です。

山門をくぐります。

拝観料(500円)をお支払いし、境内へ。
傍らにこんなかわいい石仏が。かわゆい!!

参道の木々が美しいです。

参道の途中には、こんなお堂がいくつかあります。

参道を突きあたると、左が御本堂になっていますが、まずは右の方へ行き、大本坊を目指します。これが、正規の参拝ルートだそうです。

受付でいただいたこちらの地図を参考にすると、分かりやすいです。

途中、石仏もたくさんあり、とっても心がほんわかします。

大本坊に到着。

中に入って見学できます。見どころ満載ですよ。
まずは、龍が飾られているお部屋。この龍、なんと、盆栽です!

明智光秀とその奥様のパネルが飾られている部屋。

お庭。美しい!

ここ、大本堂で御朱印をいただくことができます。
いろいろな限定御朱印もあり、悩みましたが、特別公開中の不動明王様の御朱印をいただきました。

そして、大本坊から廊下を通って御本堂へ入ることができます。
撮影可能なものだけ、いくつか写真を撮らせていただきました。

特別公開中の不動明王様も拝見することができました。

御本堂を出て振り返ると、御本堂はこんな立派な建物でした。

木造の立派な建物と紅葉のコントラストが美しくて感動。

↓ Googleマップはこちら

https://maps.app.goo.gl/21GxR7P1szgky4kt5

日吉大社

西教寺から車でほんの数分。すぐ近くの日吉大社へ。
日が暮れてきており、急いで参拝します。

こちらは、駐車場500円と、1人500円の拝観料がかかります。
神社なのに珍しいと思いましたが、せっかくなのでお支払いして参拝して来ました。

鳥居と紅葉が美しいです。

まずは、西本宮へ。伊勢神宮に似た神聖さがあります。

御朱印はこちらの西本宮でいただくことができます。

限定の御朱印にしました。

瀧があります。パワースポットですね。

末社もたくさんあります。

少し歩いて東本宮へ。時間ギリギリ。巫女さんが片づけをし始めてました。

時間がないので、足早に参拝しましたが、時間があれば、もう少し時間をかけて参拝したかったです。

雌の木と雄の木があり、雌の木は男性が女性の幸せを祈る木、雄の木は女性が男性の幸せを祈る木、だそうです。なんか、とても素敵です。

また、日吉神社には、猿にまつわる縁起物がたくさんあるのも特徴です。
お猿の「神猿(まさる)」、猿の霊石、西本宮楼門神猿、猿柿など、全部で9つもあるそうです。
じっくり見て回りたかったな。

これが猿の霊石です。お猿の顔に見えるの、分かりますか?

↓ Googleマップはこちら

https://maps.app.goo.gl/JmQBp67DN7EV5MyA6

ここで、1日目はタイムアップ。
後日、続きを回ることにしました。

~次ページへつづく~

モデルコース(2日目)

石山寺三井寺~坂本・びわ湖エリア(生源寺、鶴喜そば本店、滋賀院、坂本ケーブル

11:00 石山寺
13:00 三井寺
14:40 Café Kanon
【坂本・びわ湖エリア】
15:20 鶴喜そば本店
16:00 生源寺
16:20 滋賀院・慈眼堂
16:50 坂本ケーブル

石山寺

1日で回り切れなかった秋の比叡山(とその周辺)。そのモデルコースの2日目です。

比叡山山麓の坂本・びわ湖エリアに行く前に、比叡山から南東方向にある石山寺へ立ち寄りました。
紫式部ゆかりのお寺だそうです。

駐車場はたくさんありますが、11時前にはすでにいっぱい。
係員の方から臨時駐車場の地図を渡され、そちらに停めました(無料)。

そこから歩くと10分少しかかりますが、歩道から見える景色が美しく、苦にはなりません。

石山寺に到着。隠し切れない赤い紅葉が山門の奥に見えています。

立派な仁王像。

料金は、入山料、本堂内陣拝観券、豊浄院宝物拝観券がついて、1200円位だったと思います。

いただいたパンフレットです。とても広い境内。

参道には美しく色づいた紅葉が。息をのむ美しさ。

しばらく行くと、くぐり岩があります。大人がくぐるにはかなり狭いです。
何度か頭や肩をぶつけてしまいました。

御本堂へあがる階段。結構な急な階段です。

上がった先には、そびえたつ岩が。お寺にこんな岩、ある???

岩の左側に御本堂があります。紅葉が美しい。

御本堂は国宝です。中に入れるのがうれしい。

これも、国宝の紫式部の間。とても尊いです。

御本堂の奥は、本堂内陣拝観券で拝観できます。
御本尊の観音様は、秘仏のため、勅封されており、見られないそう。
でも、その奥から感じる霊気のようなものが身にしみわたってきました。

こちらで、御朱印をいただけます。紫式部御朱印帳もいただきました。
小さめサイズの御朱印帳です。大きいのが良かったけど、素敵です!

御本堂を出て、左の階段を上がります。

ここから見た御本堂と紅葉も美しい。

御本堂から上に上がると、多宝塔があります。これも国宝です。

めかくし石。目かくししてこの岩を抱けば願いが叶うそうです。

そして、紫式部展へ。拝観券を見せて拝観します。
源氏物語の絵巻物などが収蔵されています。
芸術には疎い私ですが、それでも素晴らしい芸術品だということだけは分かりました。

境内を順路に沿ってさらに歩いていくと、山茶花が美しくさいており、良い香りがしていました。

さらに歩いていくと、光堂があります。立派な建物ですね。

紫式部の像。

最後にもこんな美しい景色を見ることができ、大変満足してお寺を後にしました。
とてもとても広く、歴史のある、美しいお寺で、感動。
天然記念物の岩がヤバイです。こんなの見たことない!必見ですよ。

↓ Googleマップはこちら

https://maps.app.goo.gl/N7aDHBD3GAcPgWU18

三井寺園城寺

石山寺から比叡山坂本に向かう途中に立ち寄ることができます。
知らずに立ち寄ったのですが、この三井寺もかなり広いです!正式には園城寺というそうです。

駐車場は寺の真ん前にあります。料金は500円(だったと思います)。

駐車場から見える紅葉が美しく、入る前から癒されます。

山門をくぐり、受付で料金をお支払いします。
入山料、特別拝観料、文化財収蔵庫入館料が含まれて、1000円でした。
そして、いただいたパンフレットを見せてもらってビックリ。
こんなに広いお寺だったの???

時間がなくなるのは分かっていましたが、せっかくなので全部見て回りたい!と張り切って参拝します。

御朱印もかなりの数がありましたが、各お堂(釈迦堂、金堂、微妙寺、観音堂)の、御本尊だけ。と決めました。

まずは、釈迦堂。
釈迦堂の手前には弁財天さまも祀られています。

中に入って参拝できます。
釈迦堂というだけあって、釈迦如来様がいらっしゃいます。
御朱印もこちらでいただけます。

いただいた御朱印はこちらです。

金堂へ向かう途中の美しい紅葉です。

三井寺」という名称の由来になったと言われる井戸。
水が湧き出る音が外まで聞こえてきます。霊泉です。

幸福をもたらすと言われる三井の晩鐘。

そして、こちらが金堂。三井寺の御本堂です。

この金堂内も参拝できます。特別拝観券で奥まで入ることができましたが、御本尊の弥勒仏は、霊像・秘仏として安置されており、見ることはできません。
他のご仏像は拝見できました。
ものすごい霊気やパワーを感じました。

御朱印もこちらでいただけます。
たくさん種類がありますが、御本尊の弥勒仏さまと特別公開の百観音さまの2種類をいただきました。

いただいた御朱印がこちらです。

一切経蔵。お経が沢山収納されています。

弁慶の汁鍋。でかい。

弁慶の引摺り鐘。

三重塔。

そして、映画やドラマの撮影などで使われるという参道を通り、微妙寺へ。

こちらの御本尊は、十一面観音さまですが、現物は安置されており、堂内には本物そっくりな掛け軸がかかっていました。

こちらでいただいた御朱印はこちら。

少し行くと、茶店があります。弁慶餅が名物だそうです。
時間がないので泣く泣くスルー。

途中で見かけた観音さま。

毘沙門堂

十八明神社。

階段を上がって、観音堂へ。

こちらが観音堂です。歴史を感じる立派な木の建造物でした。

観音堂も、中に入ることができます。ただ、こちらも、本物の如意輪観音様は秘仏であり、33年に1度しか開扉されないそうです。

御朱印もこちらでいただけます。

そして、観音堂の左手には、Cafe kanOnが。なんともオシャレなお店がお寺の境内にあるではないですか!

おいしいおはぎ!おいしい紅茶!素敵!

気になって中へ。
8種類のおはぎや、紅茶がおススメのお店です。

時間がなくてイートインできず。6個入り1500円のおはぎを包んでいただきました。
お味は自由に選べます。

後で食べた感想。
例えるなら洋風おはぎ。めちゃめちゃ美味しい。特にナッツがおすすめ。

観音堂から階段を降り、駐車場へと戻ります。ここも景色が美しいです。

↓ Googleマップはこちら(三井寺

https://maps.app.goo.gl/aNkUfLw634UrWLZL8

↓ Googleマップはこちら(Cafe kanOn)

https://maps.app.goo.gl/BUoNf3eMp3upvinBA

鶴喜そば 本店

三井寺を出るころにはすでに15時前になってしまいました。
急いで比叡山山麓の坂本エリアへ向かいます。

まずはお目当ての鶴喜そば本店。なんと創業は享保元年。300年の歴史。比叡山延暦寺の御用達として門前町坂本の食を支えてきた老舗中の老舗です。
手打ちそばと創業当時から継ぎ足されてきた「かえし」を使った出汁は絶品。
また、築130年の入母屋造りの店舗は、登録有形文化財に指定されているそうです。

駐車場はお店の右隣と、斜め前に、2カ所あります。無料です。

店構え。この店構えで美味しくないわけないですよね。

店内の風景。

お庭も素晴らしい。

メニューはこんな感じ。どれも美味しそうです。

迷った挙句に注文したのは、近江結味そばと、天ざるそば。
選べなくて、店員の方のおススメを聞いて、それにしました。

近江結味そば

天ざるそば

感想は、少し不ぞろいの手打ちの麺が、のどごしがよい。
天ぷらや湯葉のクオリティーが高い。
最後のそば湯まで一滴残らず美味しくいただける。
雰囲気といい、お味といい、最高の時間を過ごさせていただきました。

15:30のラストオーダーぎりぎりに入ったにもかかわらず、温かく迎えてくれたことも、大変嬉しかったです。

ちなみに、休日のお昼の時間帯は、待ち時間必須とのこと。少し時間をずらすのも良いかも知れません。

↓ Googleマップはこちら

https://maps.app.goo.gl/jK1QQhmH5FRMswRa7

生源寺

鶴喜そばからは、目と鼻の先です。
時間は16時前になっていましたが、参拝させていただくことができました。

大銀杏が圧巻です。

御本堂の中に入って参拝させていただきました。
御本尊は十一面観世音菩薩さまです。

こちらで、御朱印もいただきました。

境内には割鐘があり、信長による比叡山焼き討ちの際に、人々が急を告げるためにあまりにも強く打ち鳴らしたため、ひびが入ったと言われているそうです。

また、伝教大師の産湯の井戸もあります。

決して大きくはないお寺ですが、歴史を感じます。

↓ Googleマップはこちら

https://maps.app.goo.gl/Kaj2tnrmMqqB1eVH8

滋賀院・慈眼堂

生源寺から山手に走ります。旧竹林院などもありましたが、時間の関係で行けませんでした。
滋賀院に到着した時間は16:20。
残念ながら、既に拝観時間が終了していました・・・。

綺麗に整備されたお庭だけ、見て回ることができました。

滋賀院の写真はこちら。

慈眼堂の写真はこちら。ここの紅葉も美しかったー。

↓ Googleマップはこちら

https://maps.app.goo.gl/YVviD5jj7jkQxAvq8

坂本ケーブル

最後に、坂本ケーブル駅に向かいます。
何故かというと、「比叡山摩訶不思議伝説ウォーク」というスタンプラリーをコンプリートしたので、景品をいただくためです。
17:00までしか対応してもらえないので、焦りましたが、間に合いました。
素敵なグッズをもらうことができました。

これについては、次の項目でご紹介します。

↓ Googleマップはこちら

https://maps.app.goo.gl/uaaYkYqkNNQxZhY48

比叡山摩訶不思議伝説ウォーク

2023年9月1日~12月3日まで実施されていたスタンプラリーです。
比叡山の全12カ所を回ってスタンプを集めると、素敵な限定グッズが最大3点いただけるというもの。
秋の比叡山周辺を散策しながら、楽しく集めることができました。

パンフレットはこちら。

表紙

裏表紙

中身(スタンプすべてコンプリート済のもの)

いただいた景品はこちら

1 摩訶不思議ステッカー(スタンプ6こ)

2 摩訶不思議オリジナルクリアファイル

3 摩訶不思議オリジナルバッグ

回った順番はこちらです。

比叡山延暦寺 東塔地域】
1 阿弥陀堂(一つ目小僧)
2 大講堂(なすび婆)
3 延暦寺会館(船坂の靄船)
4 根本中堂(経読む髑髏)
比叡山延暦寺 西塔地域】
5 椿堂椿堂
6 釈迦堂(弁慶のにない堂)
【峰道レストラン】
7 峰道レストラン(魑魅魍魎 狩籠の丘)・・・レストラン入り口(外側)にあります。
比叡山延暦寺 横川地域】
8 横川中堂(蛇が池)
9 元三大師堂(角大師)
西教寺
10 西教寺(上人の手向の猿)・・・大本坊の部屋の中にあります。
日吉大社
11 日吉大社(神猿)・・・西本宮の中にあります。
三井寺
12 三井寺(鉄鼠)・・・三井の晩鐘の近くにあります。

写真も撮りましたので、記念に載せておきます。
魔訶不思議伝説が描かれています。

比叡山延暦寺 東塔地域】
1 阿弥陀堂(一つ目小僧)

2 大講堂(なすび婆)

3 延暦寺会館(船坂の靄船)

4 根本中堂(経読む髑髏)

比叡山延暦寺 西塔地域】
5 椿堂椿堂

6 釈迦堂(弁慶のにない堂)

【峰道レストラン】・・・レストラン入り口(外側)にあります。
7 峰道レストラン(魑魅魍魎 狩籠の丘)

比叡山延暦寺 横川地域】
8 横川中堂(蛇ケ池)

9 元三大師堂(角大師)

西教寺
10 西教寺(上人の手向の猿)

日吉大社
11 日吉大社(神猿)

三井寺
12 三井寺(鉄鼠)

まとめ

比叡山観光」といってもかなりエリアが広く、奥深いです。
大阪市内からは1時間30分ほどで行くことができますので、ぜひ2日~3日に分けて、散策してみてはいかがでしょうか。
秋の行楽シーズンに行きましたが、また春や夏など、違う季節にも訪れてみたいと思う、大好きなスポットになりました。

仕事や日常をがんばる皆さまの、オフの日のプチ旅行に、ぜひおすすめしたいです。