週末プチ旅行のススメ

日常をがんばる人たちのお休みの日のリフレッシュに、気軽にサクッと楽しめるプチ旅行をご紹介しています。半日モデルコース、一日モデルコース、宿泊旅行などを順次UPしていきますので、参考にしてくださいね!

安倍文珠院

古都桜井の至宝 ー 大和十三仏霊場の一つ、心灯る安倍文珠院

2023年6月4日に参拝してきました。

大和十三仏参りのため、この日は當麻寺~おふさ観音~安部文珠院~長岳寺と4カ所参拝しました。

三ヵ所目、安倍文珠院。奈良県桜井市にあります。ナビどおりにいくと、門前の広い駐車場に到着。有料(多分500円)です。かなり手前にも駐車場がありましたが、かなり距離がありそうでした。

駐車場のすぐ目の前に拝観受付があり、本堂のみ、本堂+他のお堂など、3種類くらいの拝観券が販売されています。

あまり時間がなかったので、御本堂のみの拝観券(多分800円)をいただきました。拝観受付のすぐ後ろには、大きな池と赤い素敵なお堂が建っています。また、御本堂に向かう途中に古墳もあり、中に入れます。とても荘厳な気持で歴史を感じながら、御本堂へ。

圧巻。心が揺さぶられます。干支にちなんだご仏像がたくさんいらっしゃいました。

参拝を済ませると、拝観券売り場まで戻り、御本堂とは反対側へ。十一面観音様、合格門、晴明堂(安倍晴明が祀られている)などを回りました。

日本三大文珠の一つであり、知恵の神様、合格祈願のパワースポットだそうですよ。

また、花の広場では、秋にはコスモス迷路が作成されたり、受験のシーズンにはパンジーを使った干支のジャンボ花絵もみられるそうです。今度はぜひその季節に行きたい!

この安倍文珠院は、古都桜井市の至宝であり、心に灯りをともす場所である、と感じました。きっと訪れる人々に特別な体験をもたらしてくれること、間違いなしです。

安倍文珠院とは

安倍文珠院は、奈良県桜井市にある歴史的な寺院です。その歴史は古く、大化元年(645年、奈良時代)に孝徳天皇の勅願によって創建されたと伝えられています。その後、数多くの戦乱や自然災害を経験しながらも、その存在感を保ち続けてきました。

ご本尊の文殊菩薩をはじめ、多くの仏像が国宝に指定されており、創建以来1300年以上の時を経てなお、現在も多くの人々の信仰を集める祈祷寺としてその法灯が守られています。

特に、騎獅文珠菩薩像、善財童子像、優填王像、須菩提像(いずれも鎌倉時代・快慶作)、維摩居士像(安土桃山時代・宗印作)の5像はすべて国宝に指定されており、「渡海文珠群像」と呼ばれています。雲海を渡り、私達衆生の魔を払い、智恵を授けるための説法の旅に出かけているお姿を現しています。

また、日本三文珠の第一霊場奈良県・大和安倍の文珠」としても知られています。(参考:京都府天橋立切戸の文珠、山形県・奥州亀岡の文珠)

境内には、他にも弁財天、金閣浮御堂、古墳、展望台などがあります。

一年を通して様々な花を楽しむこともでき、人々の願いを叶える場所として、多くの人々の信仰を集めています。

↓ 公式HPはこちら

https://www.abemonjuin.or.jp/

安部文珠院へのアクセス

国道から少し入ったところにありますが、カーナビや案内標識を頼りに行けば、難なくたどり着けます。道幅もそんなに狭くないので、車で行きやすい場所です。

門前の駐車場は駐車料金500円です。

↓ Googleマップはこちら

https://goo.gl/maps/3K7FeULpGtT7UK9G6